埼玉県の原木が無垢材になるまで
2017.05.14 Sun
こんにちは!
無垢スタイル コンサルティング部新築部門の谷口です。
突然ですが、皆様は“原木(げんぼく)”を間近で観たことはありますでしょうか?
原木とは、加工済みの木材に対し
原材料としてごく簡単な始末をしただけの物を言います。
私が原木と聞いて想像するのはブランコです。
幼い頃家族とよく遊びに行っていた牧場に
原木をそのまま活かした巨大なブランコがありました。
それに乗って兄弟たちと遊んでいた記憶があります。
しかし大人になってからはあまり原木に触れる機会も減りました。
先日、事務所のスタッフたちと秩父にある木材のストックヤードへ足を運びました。
そこには、伐採されたての原木たちを間近で観ることが出来、
これからいよいよ製材所に運ばれ、プレカット工場に運ばれ、
最終的には家づくりの材料として弊社の現場に運ばれてきます。
原木の断面を見ると、年輪を確認することが出来ます。
年輪とは、樹木の断面に形成される同心円状の模様のことです。
樹皮の下にある形成層という部分が、
木部を内部に押し込みながら外側に向かって成長していく過程で出来ます。
1年に1つずつ増えるので、年輪を数えれば樹齢が分かると言われています。
弊社では、埼玉県産の樹齢60年以上の杉を柱に、檜を土台に使用しております。
また、木を接着剤などで張り合わせたりせず、
年輪がそのままの状態で生かされている材のことを総称して無垢材と呼んでいます。
“無垢”とは、「純粋で混じり気のないもの」という意味を持っています。
その言葉通り、無垢材を眺めていると、
純粋で混じり気の無かった幼少期に戻ったような、
どこか懐かしい気持ちになるのは私だけでしょうか・・・。
こちらのストックヤードには、5/21(日)に開催される、
「埼玉県の木が家になるまでバスツアー」でご案内予定となっております。
皆様も、普段あまり観ることのできない原木に会いに来てみませんか?
ご参加お待ちしております。
▼埼玉県の木が家になるまでバスツアー
https://ssl.muku.co.jp/seminar/construct.php