変化する『部屋の広さ』
2015.09.07 Mon
こんにちは。設計室の吉崎です。
今日は、「 部屋の広さ 」についてお話ししたいと思います。
お客様から
「LDKを広くしてほしい・・・」
「洗面所を広くしてほしい・・・」
「トイレを広くしてほしい・・・」
というご要望をよく頂きます。
「広い!」の感覚は人それぞれ異なりますが、
天井高さ、窓の大きさ、内装のカラーによって
同じ面積でも数字以上に広く感じる事があります。
逆に同じ面積でも、部屋の形状、内装のカラー、家具の配置によって狭く感じる事もあります。
部屋を大きくするのは、簡単な事ですが限られた
予算の中で考えていかなければいけないとなるとなると難しいですよね。
だから、私は設計する際、広い部屋を作る事より、
広く感じる部屋を作る事を常に心がけています。
重要なのは、設計図の段階で
お客様がどれだけ部屋の広さをイメージできるか?
設計者がお客様に伝えられるか?だと思います。
そこでお客様がもっともイメージしすい方法を
2つご紹介したいと思います。
①ご自宅、ご実家、モデルハウス等を巻尺で計り、
設計図の寸法と照らし合わせ確認してみてください。
ここで注意しなけれらばいけないのが
設計図の寸法は、壁芯(壁の中心から中心までの寸法)で
書いてあるのがほとんどです。
実際表に見えてくるのは、内法寸法(壁と壁の間の寸法)ですので
設計者によく確認してみてください。
②設計図上に自分が置きたい家具、家電をレイアウトして
書き込んでみてください。
難しいようであれば、設計者にサイズを伝えれば
図面に落とし込んでくれると思います。
出来れば設計図と巻尺を持って家電、家具屋さんを廻って頂けると
より具体的にイメージできると思います。
実際に購入するのは、お家が完成する直前でいいと思いますが、
設計打合せの段階で早めに行くことをお勧めします。
結果、狭いと感じたら設計者に相談してみてください。
設計図(紙)の段階であればいくらでも修正が出来ますが
工事が始ってしまうと壊すしかありません。
吟味に吟味を重ねて検討し答えを出してください。
もっと詳しい話しを聞いてみたいという方、
その他家づくりに関する小さな質問でもかまいません。
実際に体感できる新しい『モデルハウス』も
現在、スタジオラボの隣に建設中です。
いつでもお気軽にご相談ください!
スタッフ一同、心よりお待ちしております。