木造住宅の特徴 〜耐震に強い無垢の家 さいたま市

2012.08.31 Fri

こんにちは!
映画が大好きで、7月から8月にかけて、観たい映画が目白押しで、
2週間に一度は映画館に通っているムクスタの大林です!
今回は、住宅の構造について少しお話させていただきます。
木造は大別すると
軸組み工法(在来工法)パネル工法(ツーバイフォーなど)
2種類に分けられます。
軸組み工法は柱と梁でくみ上げる昔ながらの建築工法です。
強度的に優れた木を大工さんの知恵と工夫で上手につなぎ合わせ、
地震や台風に耐えるよう筋交いや金物で補強した工法です。
最大の特徴は柱を足したり抜いたり、
梁を入れたり変えたり補強したりなどが比較的簡単にできるため、
増改築を繰り返しながら永く使用されている建物も数多く見られます。
しかし、簡単に手を加えることができる半面、
設計と施工をしっかりしておかないと構造的に不安定な建物になってしまいます。
上下階の柱、壁の位置と筋交いのバランスなどに注意が必要です。
パネルの工法は、
床や屋根にかかった荷重を壁のパネルで受け止める壁式構造で、
ツーバイフォー工法などはこれにあたります。
増改築は難しいので総二階の建物に向いています。
平面計画の上では壁のバランスに注意し、
上下階の壁の位置をできるだけ一致させる必要があります。
パネル工法は地震に強いと言われますが、
軸組み工法も外壁面に構造用面材を張れば同様に強くなるので、
どちらかと言えば職人不足の解消と製品の均質化を狙った合理的な工法と言えます。
気密性・断熱性に優れ、工期も短いので時代に
合った工法のようにも言われていますが、
アメリカで生まれた工法なので、
高温多湿の日本の気候や日本人の生活に本当に合っているかは疑問です。
いずれにしろ日本ではまだ歴史が浅く、発展途上の段階にあると言えそうです。

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