液状化現象のメカニズム~自然素材でつくる無垢の家
2011.04.03 Sun
こんにちは、品質管理部まっちゃんです。
今回の震災で液状化現象という言葉を
始めて聞いたなんて方も多いかと思いますが、
今日は液状化のお話をしたいと思います。
学生の頃、液状化の実験装置で
液状化のメカニズムを学んだのを思い出しました。
実際に見るのは今回が初めてでしたが、
私の想像を遥かに超えた物でした。
液状化が起こりうる条件があります。
まずは砂地盤であること。
次に地下水位が高いこと。
最後に一定の振動が加わること。
このバランスが崩れれば、一気に地盤の地耐力はなくなります。
液状化のほかに、建築土木の自然災害として、
ヒービング現象(軟弱な粘土層の周りこみによる盤ぶくれ現象)
ボイリング現象((水圧の差で砂と水が沸騰したように吹き上がる現象)
等があります。
いずれも自然と共に生きていく中で、
人間が手を加えたことにより起こりうる事態になってしまったことなのかもしれない。
そう考えさせられた出来事でした。
CATEGORY:ムクスタッフのお話
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