プレカットって何だろう?~埼玉で建てる自然素材の健康住宅
2011.03.29 Tue
こんにちは。ムクスタです。
4月の16日土曜日の
「西川材の木が家になるまで バスツアー」の開催前に
すこし「プレカット」のお話しします。
バスツアーでは、木の育つ「森」から「成材工場」、今回お話する「プレカット工場」
そして上棟した家の構造現場まで、
専門家のお話を聞きながら廻る、
自然素材の木造住宅をお考えの方や、安心な家づくりをお望みの方にとって
大変有意義なイベントとなり、毎回大好評いただいております。
では早速、「プレカット」とは、
昔は大工さんが木材に印をつけて、(墨付けと呼びます)
柱や梁を手加工で加工をしていました。(刻むと呼びます)
1棟の家の柱や梁を仕上げるのには相当の日数が掛かり、
とても大変で神経を使う作業です。
それだけ上棟日にはしっかり組みあがるかどうか緊張し、
前の日には眠れないなんて棟梁もいたり。
しかし、現代社会、大量生産や現場での精度を上げる為、
工場にて長さや継目の加工をしてくる。
この作業をプレカットと呼びます。
弊社無垢スタイルでは図面が完成すると同時に、
プレカットの打合せを行なっております。
柱の位置は正確に工場に伝わっているか?
梁の大きさは大丈夫か?
構造に問題は無いか?
排水管の通り道は良いか?などなど
1つ1つ確認を設計士、現場監督、
プレカット工場の設計士と行っていきます。
ボルトをあける穴の位置等の細部まで打合せを行なっていくので、
とても時間が掛かりますが、とても重要な打合せです。