家も健康診断~さいたま市の要請で、耐震診断を行っています
2011.03.15 Tue
さいたま市木造住宅耐震診断員のサトちゃんです。
3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」で
被災された皆さまにお見舞い申し上げます
先日もさいたま市の要請で、耐震診断に行って来ました。
築30年以上の家を診断する事も多く、
床下や小屋裏を見る事により、家の劣化具合がよくわかります。
家が「胃カメラ」を飲んでいる状態といえるでしょう。
普段見えない場所を見る事で、家が抱えてる病気が見えてきます。
土台の劣化、基礎の亀裂、小屋裏の雨漏れ、シロアリの被害・・・
長く住んでいると、家は様々な問題を抱えていることが多いです。
そのまま放置しておくと、当然家の寿命が短くなります。
家も人間の病気と同じように早期発見、早期治療が求められるのです。
新築を設計するにあたっても、
家の30年後の姿をイメージできなければならないと思っています。
適正な工法や素材、施工技術を実体験から検証し
提案していくべきと考えます。
CATEGORY:ムクスタッフのお話
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