ボタン配列の謎
2009.03.17 Tue
こんにちわっ!おさむっくです。
今回はボタンの話をしたいと思います。
ボタンといっても、衣服についているボタンではなく、電話や
電卓、携帯電話についているボタンのことです。
いま出てきた、電話と電卓、違いってわかりますか?
・・・ってか役割や機能という根本からいって違いますよね。。
パッと見で違う部分として、ボタンの配列が挙げられるのは
わかりますか?
電卓は手前(下方)から「1」「2」「3」・・・と並んでいるのに
対して、
電話は奥(上方)から「1」「2」「3」・・・と並んでいるのです。
電卓の場合は、一番よく使うと思われる「0」を手前に配置し、
続けて下から「1」「2」「3」・・・と順に並べていったそうです。
当初は電卓にも色々な配列があったそうですが、
今では「ISO(国際標準化機構)」によって規格されていると
のことです。
一方、電話の場合は、プッシュホンが登場した当時、壁掛け
式の電話が主流であったため、一番自然に見えるとのことか
ら、上から「1」「2」「3」・・・の並びになったと言われているそ
うです。
この並び方が「ITU-T(国際電気通信連合 電気通信標準
化部門)」によって規格化され、今の携帯電話のボタン配列
の基準にもなっているそうな。
色々な意味を調べていると、いつも思うのですが、「どんなこ
とにも必ず意味がある」んだな、という事を感じます。
その意味になかなか気づくことが出来なかったり、わかった
所で理解できないのはそれだけ世の中が変わってしまった
ということなんだと思います。
今の時代に適応できるものかどうかは別にして、自分が関
わっている物や事、身の廻りのものについてくらいは真意を
理解していたいですね。
それは建築でも同じですよね。